塗装屋おやじたちとの勉強会
外壁塗装店の社長の集い
顧客満足度向上のための勉強会をしてきました。
【外壁塗装店の社長たちの勉強会】
今回は群馬から広島の外壁塗装業者(弊社)までの会社がリフォーム会社を支援しているわたサポ株式会社に集まって、外壁塗装や屋根塗装をお考えのお客様が抱える悩みやその解決方法、
工事に満足を得られた要因などのデータを元にしたディスカッション(意見の交換)をしました。
広島に留まっていたのでは業界全体の流れに気づくことはできません。
進化するためにはこのように他県や関東に赴いてそれぞれの地域で活躍している代表者たちと情報交換をすることが大切です。
県民性や人口密度、立地条件が違う地域で一生懸命頑張っている代表者たちと情報を共有することで気づきがあったり、また気付いていただけることがたくさんあるのです。
そこで今回、論議の中で塗装業者の増加に関する話も議題に上がりました。
御自宅の塗り替えについて初めてネットで検索されるお客様は塗装業者が増加していることに気づくことないのですが、
実は特に戸建て住宅の外壁塗装業者がこの数年増えてきているのです。
5年ほど前までは外壁塗装で検索してもパッとしたホームページほとんど無かったのですが、今はたくさん出てきます。
外壁塗装広島市で検索するとWEB広告が山ほど出てくることからも察していただけると思います。
こうなった背景には、下請けで苦しんでる業者が戸建住宅の外壁塗装を直接請け負うという方向に方針を変えてきたという側面もあります。
この場合は信念を持ってお客様と向き合っていれば素晴らしいことだと思います。
しかし中には完全に営業目線で
「住宅の外壁塗装でワンチャン儲けられるんじゃね?」
みたいなノリでそろばん片手に参入している業者もあるようです。
しかし住宅の外壁塗装工事は未完成品を販売する業種なのでそろばん片手に家電製品を売るように甘いものではありません。
きっとそのような業者は次第に中身が捲れてくると思います。
街を走ればそこらじゅうに外壁塗装の看板が立っていますよね。
まさに住宅の外壁塗装ブームです。
この傾向はいいことでもあり悪いことでもあります。
何故なら契約を取るために採算度外視で安売りしている業者も増えてきてるからです。
またそのような業者は社会貢献とか街づくりに興味はなく、いまが良ければそれでいいという考えを持っているとも聞きました。
そのような業者は10年後には消えているかもしれません。
先に書いた通り外壁塗装工事は未完成品なので、適正価格より下げて安くした分その皺寄せがどこかに行きます。
これを例えるなら100均の商品で長持ちして満足できる商品がどのくらいあったか考えてみるとわかりやすいでしょう。
安いものは安いなり、です。
もちろん高額工事は怪しいのですが、最近増え始めた低額工事は手抜き工事になるリスクがあるのです。
「塗装屋さんが沢山あるし高いとこから安いとこまで色々ある。どこにしようか」
このように迷子になったお客様に向けて私たちができることは、
使命感を持って高品質な塗装業者と出会うための情報をしっかりお伝えしていくことに尽きると思います。
今回はそんな話を社長たちと論議してきたという日記でした。
代表:川岡寛之