瓦の葺き替え
お家の塗り替え工事が着々と進むなかで昨日より屋根の葺き替えが始まりました。
こちらのお客様。
当初は「雨漏りがするから見てほしい」とのご相談だったのですが、調査してみると天井裏のあちこちにシミがあることから瓦自体の葺き替え工事を行うことになりました。
石州や淡路などの陶器瓦は漆喰の塗り替えさえきちんとしておけば葺き替えの必要はほぼ必要無いものなのですが、建物が40年50年と経ってくると骨組みや下地が歪み、瓦と瓦の重なり部分に隙間が出来て雨漏りを起こすことがあるのです。
お家が新しいうちは瓦の裏側に雨水が入り込んでも瓦の下にある板や防水シートが雨水の侵入を防いでくれるから雨漏りにならないのですが、防水シートが破れているとそこから雨漏りが始まります。
今回の工事もそれが原因でした。
瓦のお家にお住まいの方で2回目や3回目の外壁塗り替えを考えられている方は壁の調査だけではなく屋根の点検もしましょうね。